【Freesia健康と美容、そして政治】電車での化粧 関西大手私鉄は「問題なし」

 直前の記事に、電車で化粧をすることが良くない理由は電車の照明により化粧をそこでしても仕上がりが良く見えない、即ち実効の薄さにある、道徳やマナーの問題ではないと論じた。

 昨年2015年7月の産経新聞WESTに、大阪市地下鉄がポスターの掲示などによる電車での化粧を禁ずる啓発をしているが大阪を起点とする関西の大手私鉄(:近鉄、京阪、阪急、阪神と南海)は軒並み無視しているとの報がある。

 「ああ、やはり」という感じであり、関西大手私鉄だけは良識を持っていると安心する。
 そんな啓発もどきは無視して当然である。

a0313715_21444041.jpg 大阪市地下鉄といえば、近年に全国の脚光を少しでも浴びたのは橋下徹大阪市長の提案による大阪市地下鉄の民営化である。
 弊ブログは橋下氏を個人延いては一人の政治家として高く評価して尊敬さえもするが『大阪都構想』と共にその地下鉄の民営化などの政策に関しては反対というよりも取り合う価値もないと見ている。そもそも、それらは橋下氏によるものであるよりも大阪の一部の愚民とそれに賛同する人々のの意見を忠実に吸い上げたものに過ぎない。
 大阪市地下鉄が公営の業者であるならば、電車で化粧をすることを禁じようなどとの考えは生じない筈である。公共の福祉の観点に見れば、電車での化粧の是非などは分かる筈もないからである。しかし橋下市長が民営化を提唱したことにより、大阪市地下鉄は実際の民営化を待たずに『事実上の民営化』をその心性においてした。『市民の思いに忠実に』、それは『市民が主役の』とは似て非なる、重大な錯誤である。公営の業者には市民の思いを一先ず置いて公正を期する義務がある。電車での化粧を禁ずることは公正を期する義務には適わない。「それが不適切である。」との立証は如何なる手段によっても不可能である。
 始めから民営である私鉄とは違い、公営業者が民営化するとなるとそのような錯誤が生じ易い。その大きな例は国鉄を民営化して出来たJRや営団地下鉄を民営化して出来た東京メトロである。民営業者よりも資本主義的で民間絶対主義である。

 そもそも、大阪市地下鉄はその乗り換えの案内では私鉄を「◯◯電車」と呼ぶ全国標準に反して「◯◯線」と呼ぶ非常識をしている。梅田駅に着く案内には「阪急線」や「阪神線」と耳慣れない案内の文言が聞こえて来る。どこの不良外人かと思うばかりである。私はそれを聴き、「阪急戦」や「阪神戦」としか聞こえなかった。私は神戸の出身ではあるが西武ライオンズのファンなので「阪急ブレーブスとの首位攻防戦」や「阪神タイガースとの日本シリーズ――負けた。――」をそこに思う訳である。

 橋下府政と橋下市政は大阪や関西に予てより蠢くそのような非常識を助長させた。

 一方、全国72の私鉄が加盟する日本民営鉄道協会(東京)でも毎年度、「駅と電車内の迷惑行為ランキング」として、ホームページ上で実施したアンケート結果を公表している。
 15の選択肢から複数選ぶ方式だが、「車内での化粧」は現在の方式を始めた21年度から26年度まで6~10位に入っている。26年度、「車内での化粧」は9位だが、「喫煙」(11位)や「混雑した車内での飲み食い」(13位)よりも上位というのは驚きだ。

a0313715_21463138.jpg それが『橋下効果』を物語ると思う。政治家橋下徹が出て来なければそのようになってはいない。橋下政治は人々をして「それはなぜ良い/良くないのか」や「そもそもそれは良いのか/悪いのか」を問う心構えを失わせた。物事を表層的にしか問わない心性を強化した。「化粧は上面に過ぎない」とはそんなことではいえない。そしてその橋下徹を「保守本流である。」と言い絶賛していたのは産経新聞の『正論』の論客である屋山太郎氏である。
 その産経新聞も、「驚きだ。」という程なので自社に寄稿する論者等の論を絶対に正しいと思ってはいないことは窺われる。
 その橋下徹がテレビ朝日の『橋下×羽鳥の新番組(仮)』に出始めて討論を振興しているのはせめてもの罪滅ぼしである。世を忍ぶ仮の顔である。

 因みに、阪急電車の室内は間接照明なので電車で化粧をし易い環境である――する人を見たことはないが、電車で化粧をすることはマナー違反であると思うような人はその客層には少ないのは確かである。――。

 最後に もうひとつ。目の前でメイクをされると“男として見てもらえない寂しさ”を無意識下に感じ取ってしまう、というのがあります。これ、案外バカにできないほど大きな要因だと思うのです。
<日経ウーマンオンラインより>
 ――幼稚やな! ほんなら死ねど阿呆。
 信じ難い。「男として見てもらえない寂しさ」て何どすえ??
 え?!、安倍さんもそう思う??――それはまずうおすな…。

a0313715_22203408.jpg NHK教育でたまに流れる「電車で化粧はやめなはれ」という歌詞の歌がどうにも耐えられない。内容としては、男性芸人二人がオバサンの格好をして電車で化粧をする女性をたしなめるという体裁を取ってはいるのだけど、オバサン(女装)が「変身するとこ全部ばらしてそれって女性の敵ですわ」みたいに同性からの批判であるかのように歌っておきながら、「素敵なお方が見てはりまっせ」からの「あと10分早起きして素敵なレディになりなはれそして幸せになりなはれ」への流れには、あまりの見当違いに目眩がするほどだし、極めつけに前述の歌詞の辺りで映像の背景にずらりと若いサラリーマン風の男性の集団が現れて歌いながら踊るあたりはもう憤死するしかないレベル。てめーら男に尻尾振るために化粧してんじゃねーんだよ、スッピンが許されない社会だから仕方なくやっとんじゃ、っていうね。
フェミニズムなんてものに興味のない俺でもこれだけカチンとくるのだから、いわゆるホンマモンのその筋の人には許せなかったりしそうだ。いや、逆にそれこそ電車で化粧するような女性はフェミニズムの人達からも非難の対象だったりするのかな。ああいう界隈は色んな流派が蠱毒のように争っているから何が正しいのか分からんしな。
<『aruto250の日記:「電車で化粧はやめなはれ」が最高にイライラする』より>



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by keitan020211 | 2016-04-30 21:46 | 文明論 | Comments(0)
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