【衆議院総選挙2017】各党の政策を俯瞰する
賊軍を官軍の勝ち組クラブに入れる
賊軍戦没者の靖国神社の合祀に 絶対反対

都合の悪い歴史を覆い隠す
A級戦犯の分祀に 絶対反対

皆様の力で阻止しましょう!

 安倍総理の『地球儀を俯瞰する外交』に倣い、この記事では今月の22日に行われる衆議院総選挙を俯瞰する。『コップの中を俯瞰する有権者』ではない。
 この総選挙は日本の政治と社会の行方を左右するとても大きな意義があると思われる。従来の政局や選挙から、今回も同じようなコップの中の嵐と見定めていてはいけない。
 一つは、現行の小選挙区比例代表並立制がこれからも維持されるかどうか。――比例代表制のみによる選挙となるか、そうなると単独政権を前提とする二大政党制か連立政権を前提とする多党制か。二十余年に亘り続いている「新しい政治のための新しい選挙制度」がこの選挙を機に発展的解消となるかもしれない。
 その原因となり得るのは選挙の候補者を個人毎に見て選ぶ、即ち人で選ぶことが粗不可能となっている状況である。人を見る前に、各党の党派性が際立っている、先鋭化している。すると個人を見て判断することは難しい。
 しかし際立っていながら、政策の具体的内容は今一つ明らかではない。なんとなく違いがあるのは分かるけれど、各党の政策の訴え方、PRが弱い。希望の党や立憲民主党のような新しい党は準備が足りないので仕方がないが自民党や共産党、社民党のような古い党もその点はかなり充分ではない、手薄となっている。自民党は専ら安倍政権の存在感に頼っているし、共産党や社民党も既成の社会民主主義勢力の主張を踏襲するに留まっている。
 個人をではなく党を見て判断することを専らとする比例代表制になれば党の政策の訴え方、PRは必然に力が入れられざるを得なくなる。
 かつてのように広く国民に名の知れている大物の政治家が少なくなっていることも選挙区制の行き詰まりをもたらしている。
 そもそも小選挙区制は世襲などのような個人の圧倒的地盤を廃するためのものな筈であったがその効果は二十余年を経ても殆ど見られない。候補者が常に同じ選挙区で立候補していては小選挙区制の意味がないのである。選挙区を替えて立候補をしている数少ない例は兵庫が東京へ移った小池百合子氏(現:希望の党代表、東京都知事)や東京が千葉へ移って今度の選挙に出る櫛渕万里氏(希望の党)などであるが全体で見ると殆どいない。
 小選挙区制は候補者を党派でも個人でも見て選ぶことができる特色があるが、今はどちらも半端な感じになっている。

 そのように重要なこの選挙を、大義のない不当な選挙などといっている場合ではない。
 さすがに選挙戦の主役たる候補者等とその党等はもう言っていないが、それを報ずるテレビ等や新聞等はまだそう言っている。如何にこの選挙が無意味であるかをあの手小池の手を使って印象づけようとしている。取り分け朝日新聞と産経新聞、テレビ朝日の無気力報道は目に余る。

 さて、如何に各党のこの選挙における公約を示し、解説と評価を加えてゆく。

■自由民主党(自民党)
総裁:安倍晋三内閣総理大臣

 党の公式ウェブサイトの選挙向けの特設ページの開き方が鮮烈で格好良い。
 しかし何分待っても「自民党 衆院選 2017」の題名だけの画面が変わらず。今日は公示日、間に合っていないのであろうか?
 仕方なく、朝日新聞に載ったその要旨を見る。

【北朝鮮・安全保障】
・北朝鮮に対する国際社会による圧力強化を主導する。すべての核・弾道ミサイル計画を放棄させることを目指し、拉致問題の解決に全力を尽くす。

 [keitanの評価]:△
 対北朝鮮の外交の主導権があっという間にアメリカの握る処となっている今は、圧力の強化をしかいいようがない。
 今後のアメリカの「テーブル」がどうなるかにより、日本を含む他の国々の独自の対応の余地も出て来る。
 トランプ政権は柔軟でどんな選択もあり得、今はまだ日本は独自の動きを起こすべきではない。
 因みに私は北朝鮮の核や弾道ミサイルを放棄させることには疑問。

・イージスアショア等の導入を含め、弾道ミサイル対処能力の向上や島嶼の防衛の強化などの態勢を整備する。

 [keitanの評価]:△
 弾道ミサイルの対処については不可能との論が最近の報道に多く出ており、疑問であるが全般としての防衛力の強化については理解可能。

【アベノミクスの加速】
・ロボット、IoTや人工知能などの最先端のイノベーションを起こし、「生産性革命」を実現する。

 [keitanの評価]:△
 他の党もいずれは言わざるを得ない重要な社会の課題。
 要はそれが実現するような経済の行方が問題であり、他の事柄とのリンケージによる新しい社会の在り方を示すことが必要であるが自民党のその主張はそこまでを視野に入れているかどうかはよく分からない。箱物の話と同じ。
 
・「人づくり革命」を力強く進めていくため、消費税10%時の増収分を子育て世代への投資に集中し、「全世代型社会保障」へとかじを切る。増収分などを活用しての2兆円規模の新たな政策を年末までにまとめる。

 [keitanの評価]:×
 「全世代型」へとは他の党も検討している問題意識であるが、「子育て世代への集中」では「全世代」ではない。つまり全くの嘘である。
 「人づくり」は民進党の蓮舫代表も主張していたが、人を「つくるもの」と考えるのはファシズムであり、当時の与野党共に誤り。

・2020年度までに、3歳から5歳までの幼稚園と保育園の費用を無償に。0歳から2歳児も、低所得世帯は無償とする。

 [keitanの評価]:×
 低所得世帯のみを無償とするのは所得制限であり、認められるものではない。
 無償の園と有料の園の棲み分けをなし、無償の園には低所得者や低資産者だけが入ることがないことが望ましい。
 そのためには公立の幼稚園や保育園を新たに制度化して普及することも考えられる。義務教育ではないため、設置することのできない自治体があってもよい。

・待機児童解消のため'20年度までに32万人分の保育の受け皿を整備。

 [keitanの評価]:×
 所得制限が前提となっているならば何をしても駄目である。

・同一労働同一賃金の実現など、働き方改革を推進するとともに最低賃金1千円を目指す。

 [keitanの評価]:×
 「最低賃金1千円」は社民党もこの選挙の公約としている。
 最低賃金制度は使用者企業の利益を図るためのものであり被用者労働者の利益のためにあるものではないので何歩上げても意味はないし賃金水準が高まることにはつながらない。
 同一労働同一賃金は、何を以て同一の労働と見做すのか、評価が曖昧或いは恣意的になるものであり、現実味がない。

【財政再建】
・財政健全化の旗を明確に掲げ、不断の歳入・歳出改革の努力を徹底する。基礎的財政収支(the primary balance)を黒字化する目標を堅持。債務残高対GDP比の安定的な引き下げも目指す。

 [keitanの評価]:◯
 財政の再建を消費税などの税金に頼らないという感じはある。

【エネルギー】
・原子力は安全性の確保を大前提に、重要なベースロード電源との位置づけのもと活用。新規制基準に適合すると認められた場合、関係者の理解と協力を得つつ原発の再稼働を進める。

 [keitanの評価]:×
 新規制基準の根拠が分からない。
 関係者の理解と協力は得るものではなく初めからあるもの。

【憲法改正】
・国民の幅広い理解を得つつ、自衛隊の明記、教育無償、充実強化、緊急事態対応、参議院の合区解消の4項目を中心に、党内外の十分な議論を踏まえ、初めての憲法改正を目指す。

 [keitanの評価]:△
 憲法の改正は初めてではない。
 自衛隊は固有名詞なので憲法にその名を記すことはできない。事実上も定義上も「軍」の位置づけでなければ明記はできないし、必ずしも明記の必要はないともいえる。
 教育を無償とすることは各々の教育団体の意思に基づかねばならず、憲法がそれを定めることは違憲、立憲主義に反し、×。

 [自民党の公約 keitanの総評]
 蓮舫代表の頃の民進党が投げ掛けた主題に「誠実に」応える形で出来たような公約であるが、自民党の基本認識の拙さや危うさがそこに炙り出されたような感じ。
 所得制限や教育の無償を憲法に定めるなど、法の下の平等(公平公正)と自由に反する要素が目立つ。

■希望の党
代表:小池百合子東京都知事

・消費増税の凍結 景気の回復を確実にするため

 [keitanの評価]:△
 10%への増税そのものは法律が保証しているのでその延期は必ずしも認められない訳ではない。
 しかし好況になってからの増税は景気を悪化させる虞があり、景気が回復する前に上げておくべしと思う。いわば増税で経済の土俵を調えておくということ。
 内部留保の課税は再生産、投資を促す点から◯。

・議員定数と報酬の削減 身を切る改革でしがらみ政治を脱却

 [keitanの評価]:△
 悪くはならないかもしれないが良くもならない。
 議員の人数と民意の反映とには何の相関もない。
 報酬の削減は議員の地位を貶める虞もある。
 一院制は合意(コンセンサス)のない国日本には急進的思潮を促すことになり、馴染まない、×。

・ポストアベノミクスの経済政策 規制改革と特区を生かして民間の活力を促す

 [keitanの評価]:△
 特区は政府による民間の囲い込み、保護政策であり、民間の活力、自由を促すことにはならない。
 「民間できることは民間」は官僚が民間に天下って何かをするという意味になる。正しくは「民間ができることは民間が」。自民党と同じく、国語の能力がかなり低いと感じる公約集。
 「東京をアジア一の国際金融センターとして再生」――今までに東京がアジア一の国際金融センターになったことはない、「目指す」というなら意味は通るが。なかったことをあったというのは復古主義よりも悪い。

・原発ゼロへ 2030年までに原発を廃して省エネルギーの徹底によるエコ社会を目指す

 [keitanの評価]:△
 省エネの徹底がまた、官の主導によるものになるのか、明らかではない。
 クールビズははっきり言って誤り、服飾文化を貧困にした。
 実現するべき社会の在り方を考えることを促すのは◯。
 

・雇用、教育と福祉の充実 正社員、結婚と育児を鍵として少子化の問題を解決する

 [keitanの評価]:◯
 それだけを聞いても、これという難は見当たらない。
  総合合算制度はぎりぎりの妥協点であり、望ましいのは医療、介護と障碍者福祉を無料とすること。
 

・ダイバーシティー社会の実現 全ての人、特に女性と老人の力を生かす

 [keitanの評価]:△
 総論は賛成であるが総論だけで、各論が見えて来ない。
 ダイバーシティー、diversityとは多様性のこと。
  自民党と同じく、同一労働同一賃金は不可能。
 LGBTの語はG, 'gay'が本来は隠語であり科学的ではないことから廃すべきであり、正しくはHBT, homosexual, bisexual and transgenders。ついでにHBT48のデビューも。

・地域の活力と競争力の強化 道州制の導入により地域の自決を実現して無駄をなくす

 [keitanの評価]:×
 道州制は良し悪しの前に、不可能。
 形式としては都道府県の合併の形を取ることになるがその遂行のためには権力の中央への一時的集中を要する。その過程で地域の自決と独立の意識が逆に弱まる虞がある。
 無駄の面については、地域の自決は無駄を増やすことになる。下らない地元意識、郷土意識や思い込みにより基本的人権を保障しない自治体が増える虞もあり、そうなると法の下の平等も壊れる。
 賛成派は無邪気に過ぎる。

・憲法の改正 知る権利と地方自治を重視し、9条の改正も検討

 [keitanの評価]:△
 地方自治については前項のことが前提ならば「こども連合王国」の憲法にしかならない。
 知る権利については積極的検討の余地があり、9条の改正も必ずしも悪くはない。

・危機管理の徹底 外交安全保障と自然災害対策における危機管理で生命と主権を守る

 [keitanの評価]:△
 危機管理も大切ではあるが、危機の本能が先ず大切。それを考えない危機管理の話は一時の消費の種にしかならない。

☆「希望への道」しるべ 12のゼロ
・原発ゼロ:◯
・隠蔽ゼロ:◯
・企業団体献金ゼロ:×
・待機児童ゼロ:△
・受動喫煙ゼロ:△
・満員電車ゼロ:△
・ペット殺処分ゼロ:◯
・フードロス(食べ物の無駄)ゼロ:◯
・ブラック企業ゼロ:◯
・花粉症ゼロ:◯
・移動困難者ゼロ:◯
・電柱ゼロ:◯

 [希望の党の公約 keitanの総評]
 ◯の数は自民党と同じく一つだけであるが×の数が自民党より格段に少ないのが取り柄か。

■立憲民主党
代表:枝野幸男

・生活の現場から暮らしを立て直す。

 [keitanの評価]:×
 最低賃金の引き上げは自民党と同じく無意味、同一労働同一賃金は自民党や希望の党と同じく不可能。
 保育、教育、医療と介護における賃金増は自民党と同じ。将来の自民党左派との連立政権を視野としてか?
 正社員の雇用を増やす企業への支援は補助金と同じで企業と経済を殺すことになる。特定の企業への優遇でもあり、正社員としての雇用は支援ではなく義務にしなければ意味がない。
 所得制限の廃止は唯一つの正論であるが、税は再分配のためのものではない。

・一日も早く原発ゼロへ

 [keitanの評価]:△
 脱原発が私達の世代の責任でありリアリズムであるなら、「成長戦略としての」ではない筈。成長につながるか否かを問わず実行しなくてはならない。旨い話を盛り込むことで国民を見縊(みくびっ)ているように感じられ、支持や共感を呼ばない。

・個人の権利を尊重し、共に支え合う社会を実現する

 [keitanの評価]:×
 「成熟社会」がそもそもの誤り。そんな社会は存在しない。
 大量生産型を「個性や独創性を生かす社会モデル」――????、'90年代以降の脱構築主義の残滓或いは更なる強化が窺われる軽薄で無意味な話である。左翼こそ、大量生産型が拠りどころではないのか。
 「LGBT」については希望の党と同じ、「HBT」と呼び改めるべき。「LGBT」では差別の温存にしかならない。
 クォーター制については弊ブログが予てより反対している。但しコネ社会の是認が前提ならば必ずしも無意味ではない。数を揃えるためにはコネによる斡旋が必要となるから。
 「自殺に追い込まれる」はあり得ず、勝手に自殺しているだけで、そうなることのない社会というのも全く無意味。
 貧困の連鎖を断つための取り組みの強化は一考の余地がある。
 カジノが賭け事への依存を生み出す訳ではなく初めからあるものなのでカジノの解禁に反対は×。

・徹底して行政の情報を公開する

 [keitanの評価]:△
 企業団体献金の禁止は立憲民主党を支持する企業団体はあり得ないと初めから決めつけるようなもの。左翼こそ、企業や団体が理解してくれて何歩ではないのか。企業団体献金の忌避は日本に有力な左翼の政党が出来ない一因でもある。出来なくても全然良いが、やってる人達は莫迦莫迦しいと思わないのであろうか?
 『新しい公共』は、鳩山民主党の提唱したそれの意味を捻じ曲げて原形を留めなくしているような気がしてならない。少なくとも、鳩山氏は中間支援組織やNPOだけがその担い手であるとは云っていない。

・立憲主義を回復させる

 [keitanの評価]:△
 「現下の安全保障環境を鑑み」と云いながら「北朝鮮は深刻な脅威、圧力を強める」と云うのでは、何を云いたいのかさっぱり分からない。基本の認識が安倍政権と全く同じで、あれをするかしないかの違いにしか見えない。そうなると安倍政権が現職の強みで有利になることは明らかであるが、野党第一党ではないのが救い。
 北朝鮮危機を口実にして解散総選挙をするのは暴挙であると云っていたのに、自らがそうしている。

 [立憲民主党の公約 keitanの総評]
 根本的におかしい。
 ネット右翼はよく「ブーメラン」と言うが、投げる前に、安倍政権に対する批判がたちどころに悉く自己紹介になっている。
 立憲民主党は安倍政治そのものである。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報



■NEWS of the WORLD


a0313715_19444519.png
    ●ル モンド(フランス パリ)
a0313715_1946890.png
    ●リベラシオン(フランス パリ)
a0313715_18080681.gif
    ●時事通信(日本 東京)
a0313715_19485112.png
    ●読売新聞(日本 東京)
a0313715_19504029.png
    ●毎日新聞(日本 東京)
a0313715_201454.jpg
    ●ザ シアトルタイムズ(アメリカ ワシントン州シアトル)
a0313715_19541757.png
    ●ザ トロントスター(カナダ オンタリオ州トロント)
a0313715_19555015.png
    ●ザ ガーディアン(イギリス 英国 ロンドン)
[PR]
# by keitan020211 | 2017-10-10 19:21 | 政治、社会 | Comments(0)
立憲民主党こそが安倍政治である――日本の「リベラル」にとっての自由
賊軍を官軍の勝ち組クラブに入れる
賊軍戦没者の靖国神社の合祀に 絶対反対

都合の悪い歴史を覆い隠す
A級戦犯の分祀に 絶対反対

皆様の力で阻止しましょう!

 直前の記事に立憲民主党のいうリベラルとは自分達の共同体だけの自由を守るということであると説明した。
 『共同体の国家に対する自由』、そのような思想は日本だけにしかないものではなく一応は世界に広くあるものであり、取り分けアメリカには立民党と類似する共同体主義左翼の人々が小政党を安定して持っており、または共和党にもそのような思想を基調とする支持層がいる――因みに富裕層だけの地方自治体を作るということを理解する鍵もそこにあり、後述の田中角栄の列島改造と東日本大震災の放射能汚染の話と似るもの。――。
 日本の彼等は自分達の指導者を自前では出さない。今度の枝野幸男のような保守系の政治家を必ず担いで雇われ経営者にすることにより自分達の政治的代表を確保する。例えば社会党の土井たか子、田辺誠や山花貞夫などである。民主党の創立者鳩山由紀夫や後に代表となった小沢一郎も民主党を彼等左翼をベースにして見ればそれといえる。菅直人は保守系ではないが元は社会党右派から派生した社会民主連合の政治家であり、その実態は保守系と同然であったといわれる。
 彼等がその指導者を自前では出さないのは自分達から出すと東京へ行ったまま帰って来なくなったり帰れても出た本人が帰り辛くなったりするからである。彼等の共同体はそのような外れ者のエリートを出したくないため、その役割を共同体の外に求める訳である。故に左派政党の代表は大都市部の出身者で大都市部を選挙の地盤とする者が多いが左派政党の支持層は歴史的には田舎部に多い。
 歴代の選挙の得票数を見ると田舎部だけではなく大都市部にも左派政党の得票は多い。それは一つは大都市部にも田舎のような共同体社会が点在すること、二つは田舎部の共同体を少数派(マイノリティー)として絶対に擁護する知識人層が大都市部に多いことが要因である。
 その構図が少しというかかなりというか、崩れたのは1970年代の田中角栄政権による列島改造の政策である。彼等田舎部の共同体を富ませる開発政策を断行したため、彼等とその擁護派のかなりの票が自民党へ流れた。そこに生まれたのが自民党の左派であり、今は安倍政権の『日本を、取り戻す。』を支持する通称保守層となっている。安倍政権が主に代表しているのはそのような元左翼の共同体主義の層であるが、今も左派勢力を支持し続ける人々との違いは前者が列島改造の時代を通して富裕になった人々であり、片や後者は並に豊かになっているか或いは今は相対的貧困層になっている人々である。前者は共同体主義とはいえ比較的に共同体の拘束が緩いので時代の波に乗って成り上がれたりもする訳である。誤解を懼れず言えば、相対的貧困が左翼に多いのは共同体の拘束の強さにより経済利益や幸福を自由に追求し難いからでもある。
 その歴史的事実が窺えるのは毎年に行われるユーキャン新語・流行語大賞であり、安倍方面の人々と今も左の反安倍の両方を喜ばせようとする選考をしている。数年前には訳の分からないお笑いコンビの台詞が安倍政治を批判するものとして選ばれたし、昨年の或る野球監督の名言とされる言葉も安倍政治と結びつき易い比較的に緩い共同体主義を反映するものである。

 今の立憲民主党につながる共同体主義左翼の多くが何故に反安倍になるか、それは'70年代以来のかようの「貧富の格差」に対する疑問や抗議の念からである。彼等にとっては自民党へ寝返った当時の新富裕層は裏切り者であり、竟最近も福島の放射能を浴びないように関西へ引越すなどと言っている。――しかし「放射能を浴びないように引越す」はそもそも共同体主義左翼の根本をなす発想であり、それ故かそのことに対する批判は余り出なかった。自分も同じ境遇ならそうするであろうと思う訳である。
 故に反自民たることに異様ともいえる程の執念を持つ。自民党を支持することは共同体に対する裏切りなのである。それは戦後の農地改革に由来する反自民、主に小沢一郎系と比べても桁違いである。何しろ小沢は元は自民党であり、自民党に属したり組んだりすることに決定的違和感はない。

 共同体主義左翼、今は立憲民主党にとっては自分達が放射能を浴びたりすることがなければ戦争が起こっても構わないという基本的発想であり、憲法9条を守る、戦争を許さないというのもその意味で捉えるべきものである。偶々日本が戦争に巻き込まれたことがここ70年程にはないので平和国家日本と言っているが本来は国が平和である必要は必ずしもないと思っている。
 安倍総理はそれをよく知るのか、安全保障法案の審議でなるべく戦闘に巻き込まれることのないように配慮すると語っている。それは共同体主義左翼の発想そのものであり、安倍政権は彼等に少なくとも配慮している積りではいる。しかし客観的に見ればちぐはぐでおかしな法案であり、配慮された側も信じてはいない。
 そのような「配慮」は歴史的に根深い。
 日本の政治は戦後からだけではなく戦前から、少数派の擁護と配慮が至上命題である。例えばアイヌ民族を巡る問題において何故にかように異様な紛糾が生ずるか、それは少数派の権利の擁護が国民の合意となっているとはいえない処にそれを官僚の机上の設計と政治家の金の力で実現しようとするからである。「そんなこと誰が決めた?!」と、差別を助長するかのような批判が出て来る。官僚と親しい歴代自民党政権は今もその至上命題に縛られ続けている。そうではなければ然程の紛糾は生じずにもっと速やかな解決が図られているであろう。
 そもそもが夥しい少数派の利益の寄せ集めが自民党政治であり、小池百合子東京都知事の言う打破するべきしがらみ政治もそのことである。
 立憲民主党などによる反安倍の動きの盛り上がりを解く鍵は不戦平和ではなく経済格差である。勿論その格差とは「何でうちはステーキ食べられないの?」というような相対的格差に過ぎない。

 民主党はかようの「上からの少数派の擁護」を改めて少数派の擁護を国民の合意にすることを幾らか志向していたがそれは余り果たされなかった。そもそも民主党の構造そのものが「上からの擁護」になってしまったからであり、その象徴が社民党や国民新党を連立与党に加えた鳩山政権である。それらを入れてしまったことが民主党政権の決定的失策であるが当時の私は鳩山さんの考えならよいかと見て追認してしまった。本当はそんなものは寛容でも多様性でもない。そして更には立憲民主党が枝野氏を雇われ経営者として「上からの少数派の擁護」を尚も志向している。彼の言う「トップダウンではなくボトムアップの政治」は国や社会の意思決定の在り方について言うものではなく少数派である共同体主義左翼だけを「ボトム」というものに過ぎない。そもそも枝野氏が発起して代表になることそのものがトップダウンの構造である。
 彼等を支持する大都市部の左派の知識人層もまた「上からの少数派の擁護」を是とする人々である。そして彼等の好いようにメディアを通して言いくるめられて彼等に新たに票を入れてしまう「なんとなくリベラル」な有権者も少なくない。自民党は「上から」で反自民はそうではない「下から」、そのような印象を植えつけられてしまうのである。自民党が「上から」であることは確かであるが反自民が「下から」ではない。

 尤も、弊ブログは共同体をぶっ潰せと云っているのではないし彼等の代表をなす政党が出来てはならないと云っているのでもない。但し、共同体の利益と意向が全国民を縛るようなことがあってはならない、そうであってはリベラルと呼ばれるのは全くの嘘なことになるし、現に嘘であると云っているのである。

 支持に決定的には踏み切れない希望の党ではあるが、希望の党は少なくとも個人主義を基調とする。その意味においてはリベラルといえるし、様々の少数派の間の利益の調整に終始せずに公益を図るという意味においては保守といえる。企業や団体による政治献金を党の支部の扱いとしては禁止して本部の扱いのみにするというのは公益に相応しい。今までは全面容認か全面禁止かの両極端な議論しかなかった。若し希望の党がそれを民主党-民進党と同じく全面禁止にするならば支持を見合せることを検討する。

 そのことなどを呈示する公認に関する誓約書の箇条を、唯自らの考えと違うからといって公認の審査を受けることさえ拒否した立憲民主党の人達は逆に自らの考えを認めてもらうようにする、誓約書の箇条を書き改めさせる発想は全くないらしい。そこまでしてみて初めて希望の党との合流はできないと決断するのが普通の政治家であると思うが、相手方の意思は存在することをも認めないということな訳で、彼等はやはり特殊な政治家或いは危険な少数民族でしかないらしい。また、そのような自由の否定の行いを擁護して希望の党を一方的に非難し或いは揶揄するマスコミも宜しくない。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報



■NEWS of the WORLD


a0313715_19444519.png
    ●ル モンド(フランス パリ)
a0313715_1946890.png
    ●リベラシオン(フランス パリ)
a0313715_18080681.gif
    ●時事通信(日本 東京)
a0313715_19485112.png
    ●読売新聞(日本 東京)
a0313715_19504029.png
    ●毎日新聞(日本 東京)
a0313715_201454.jpg
    ●ザ シアトルタイムズ(アメリカ ワシントン州シアトル)
a0313715_19541757.png
    ●ザ トロントスター(カナダ オンタリオ州トロント)
a0313715_19555015.png
    ●ザ ガーディアン(イギリス 英国 ロンドン)
[PR]
# by keitan020211 | 2017-10-03 22:03 | 政治、社会 | Comments(0)
立憲民主党が発足 多党制か二大政党制かの分かれ目をなす台風の目
賊軍を官軍の勝ち組クラブに入れる
賊軍戦没者の靖国神社の合祀に 絶対反対

都合の悪い歴史を覆い隠す
A級戦犯の分祀に 絶対反対

皆様の力で阻止しましょう!

a0313715_17592837.jpg 解散総選挙の流れの中で立憲民主党――以下:立民党とも。――という新しい政党が発足した。
 なので最近の弊ブログの記事の数々と同じく【解散総選挙】と題名の頭に付けてもよいものではあるが事はこの選挙だけではなくこれからの日本の政治の大きな分かれ目になるものと思われ、この記事は解散総選挙に限らず語りたい。

 結論の一つから言うと、私、弊ブログは立憲民主党を支持しません。
 これは弊ブログに幾らかでも目を通すだけで分かるものと思います。
 但しこの程の立民党の発足には功罪の両面があり、一概に否定すべきものでもないと考えている。

 先ずは思うのは立民党に入ることが予想される議員やその候補者、延いては支持層はそもそも排除の常習であり、小池百合子東京都知事の「排除の論理」を非難し得る筈ではないこと。
 立民の方々は今までに幾度ともなく自らを左翼と呼ばれたり共産党と一緒にされたくはないなどと云っている。それでいながら安倍政権を倒すためには共産党との共闘は必須であるといい、それに「白蟻」と言って懐疑を示す民進党の前原代表などを非難している。
 尤も、立民党の方々と共産党は明らかに歴史も発想も違う。疑う余地もないその事実を前に、一緒にされたくはないなどと一々云うこともない筈である。
 立民党の『前史』の始まりは最も遅く見ても、大東亜・太平洋戦争が終わり、GHQの鑑識の下に現行の新しい日本国憲法が制定された1946年に遡れる。より早く見れば、大正民主主義とか色々とその原点を見出せる。もっともっと早く見れば原始時代にも立民党のような人々はいたであろうと考えられる。
 原始時代にもあったものならば、この立民党の成立は歴史的に出来るべくして出来たものともいえる。人類には立民党のようなものが必ず一定の規模で要される訳である。

 原始時代の立憲民主党――どんなものなのか?
 憲法は彼等のためだけにあるものではないので、彼等の掟は憲法ではない。彼等と彼等以外を統括する何等かの決まりごとが憲法に当たる。
 彼等は他の民族との戦いをしないことを求める。彼等だけが戦わないのではなく彼等以外も彼等以外以外と戦わないことを求める。そのためには万が一彼等以外が戦いを始めても彼等自身にはその戦禍が及ばないような所に住み処を持つことを要す。そこまで考えないのであれば嘘である。尤も、それが叶わない場合も考えられるので先ずは彼等以外が戦いを起こさないことを考える必要がある。
a0313715_18022671.jpg 彼等以外はそうではなく、戦いをしてもよいという条件の下で戦わないことを期する。歴史的に普通なのはその考え方であり、今でいうと小沢一郎の『普通の国日本』というのがそれである。
 また、戦わないことを期さない、条件は勿論、実際にも戦ってよいという考え方もある。今の日本にはその考え方をする人は極少数ながらいるがそれを代表する政党はない。
 因みに2つ目の「戦いをしてもよいという条件の下で戦わないことを期する」は、個別的自衛権にせよ集団的自衛権にせよ、実際に武力を行使してもそれは「戦い」ではないと解される。昨日のFNN THE NEWSαで、萱野稔人(かやの としひと)解説員が立民党の発足に関し、リベラルとは人道的介入を重視するものであり∴立民党は本来の意味におけるリベラルではないとの解説をしたが、その見方に依ればその『普通の国』がリベラルであるとの解釈になる。
 また、国家の権利であれ個人のそれであれ、何等かの権利が認められないことを認めてはならないのが権利の保障を是とするリベラルであり、個別的や集団的自衛権だけではなく交戦権もそれに含まれる筈である。尤も、原理としてはそうでも現実には色々と制約や制限があり得るものでもあり、その「現実」を容認するのが護憲派でそれを容認せずに憲法の改正を必須とするのが改憲派である。小沢自らも改憲の必要を訴えながらも現実に伴う制約や制限を認める護憲派を必ずしも排除しない方針を取って来た。その「現実」とは外でもない、大東亜・太平洋戦争及び第二次世界大戦に敗れまたその非人道性が明らかとなったことにより日本を旧敵国とし続けるという国際連合の合意である。国連の一員としての役割を重視する原則と国連の合意に遵う原則がそこで矛盾する訳であり、小沢は少なくとも当面はその矛盾を引き受けながら国連などにおける然るべき役割を担ってゆくとする。但し何れにせよ権利の制限は原則としては認めてはならないとすることには違いはない。
a0313715_18070105.jpg 色々と自分の権利を制約され或いは制限されながら、即ち自由を奪われながらそのような自らを当然のものとして育って生きて来ている人にとってはそのような小沢的思想、即ち本来のリベラル思想とリベラル政治は受け容れられない。「そんないい思いをしている人はいないんだよ!」などと人に言い聞かされ/自らに言い聞かせるそのような人は必然に反小沢である。彼等の概ね3分の2は安倍自民党・公明党政権が制定した制限付の集団的自衛権に依る安全保障法案を支持し、他の3分の1の大半が反安倍の旗を高く掲げて立憲民主党の支持を検討している処であろう。故に、立憲民主党は椿原慶子キャスターが萱野との掛け合いで語った「――つまり日本のリベラルということですね。自分達の党が出来ることは良いことですね。」の通り、日本に特有の本来のものとは異なるリベラルであるとはいえるかもしれない。その椿原・萱野の掛け合いはさすがにお笑いのフジテレビらしく、稀に見る絶妙に公正中立な喋りであると感ずる。
 それを嫌味と思うならば、彼等はもはや何にも耳を貸すことはないであろう。

a0313715_18091689.jpg そもそも希望の党は彼等を一人も公認に不適格としてはおらず、即ち排除してはおらず、全て自らが公認審査を辞退したことから立民党の旗揚げに至る。いわば自己排除である。権力への忖度ともいえるかもしれない。尤も、希望の党の側も全員を無条件に受け入れたいとは思っていないのは確かであり、結果として客観的に見れば排除した/された形になることは分かっている。しかし「排除」の語を用いて話題にし始めたのは小池百合子東京都知事に会見した報道陣の「排除するということですか?」の質問であり、小池氏はそれに何とか分かるように答えただけ。排除の論理でしか物事を見れないのは希望の党ではなく、マスコミである

 萱野氏の示す人道的介入もリベラルの一つの特色であるが、もう少し大きな話をすると、そもそもあらゆる政治思想には本物も贋物もない、主流も亜流もない。
 政治思想は誰かが「これがリベラルというものだ。」と独占するようなものではなく、即ち所有者のいるものではなく、即ち知的財産権の対象ともなるものではなく、歴史と共に在る時代から生まれる一つの主題である。或る時代に例えば「社会主義」という主題が出て来、それが世界の人々の関心を引き、考察される。そこには十人十色の「社会主義とはこういうもの」という考えが生まれ、それらがいくつかの大きな系譜や集団をなすようになる。故に池上彰がどう説明しようともそれは或る主題についてかなり多くの人々が支持することになった考えに過ぎず、その政治思想そのものではない。社会主義の本流というものもリベラルの本流というものもないし、保守の本流というものもない。
 故にどうしても気に障るのはこの総選挙を報ずる諸々の報道メディアが「民進リベラル派を排除」とか「リベラル新党」などと言い、恰もリベラルの本流というものがあってそれがリベラルというものであるかのように語っていることである。また、それを受けて新党の旗揚げを表明した枝野幸男氏の「リベラルと保守は本来は同じ」というのも弊ブログの思想の贋物を売るかのようで少し気になる。彼はかつての自民党の保守本流といわれていた宏池会のような穏健な保守政治を目指したいとも前に語っており、保守本流というものに変にこだわるような処がある。それらを兼ね合わせると立憲民主党はリベラルな保守本流を目指すということになり、個人としての枝野氏はそうであるかもしれないが集まる人達を見ればどう見てもそうではない、リベラルでも保守でもなさげである。リベラルな保守政党になり得るのは希望の党が鳴かず飛ばずで彼等とその支持層が丸毎立民党へ合流した場合だけであるが、そうなると元の民進党と同じで何も変わったことにならない。

 「民進リベラル派を排除」とか「リベラル新党」などとの報道の嵐の中、唯一つ立憲民主党がリベラルと呼ばれるのはおかしいのではないかとの批判を示したのがFNN THE NEWSαと国際政治学者三浦瑠麗氏のツイッターである。尤も、そこで萱野が語ったリベラルというものさえ本物とか主流とかいえるものではないが一応の世界の共通の認識ではありまたリベラルを自認する人々が歴史的に取って来た態度であるし、立民党や他のメディアのいうリベラルがかなり誤りであることは確か。
 立民党をリベラルと呼び得るのは『共同体の国家に対する自由』の概念においてだけである。
 共同体とは例えば日本教職員組合など、様々の支持団体や支持者の家族や地元の社会。
 しかしそれはあくまでも共同体としての自由であり、個人としての自由や彼等とは異なる団体の自由を期するものではない。
 ――∴、例えば隣の家に同性愛者の所帯が住むことになったという時に、それを自分の家族の長が賛成或いは容認すれば同性愛者の権利の擁護を支持することになるし、賛成多数でも家長が反対――:拒否権――すればそうはならない。その家の家長だけではなく家長同士の交流による意思決定もある。
 因みに家父長制の廃止を是とする日本社会党にもその廃止に反対する勢力は左派を主としてあった。家父長制の廃止は後に現実派ともいわれた社会党の右派の主張であるが、その右派を否定する他の右派があったりしてややこしい。――
 そのような意味におけるリベラルは日本にしかないものではなく、寧ろ諸外国においては日本のそれよりも確立されている。椿原キャスターの言う「日本のリベラル」とは日本にしかないリベラルということではなく日本においてはそれしかリベラルと呼ばれていないということである。但し彼等がリベラルの称号を独占していてそれが学問にも反映されて平気でいることは、日本にしかないことといえる。
 『共同体の国家に対する自由』とは左翼思想の一つでもあり、故にもう少し厳密に近くいえば弊ブログもしばしば用いるリベラル左派或いはリベラル左翼という呼び方になるがそれも彼等が全てではない、自民党にも結構多くいる。

a0313715_18150429.jpg その立憲民主党と自民党の左派が組むことになった場合にはそれらの連立政権が考えられる。立民党が組める相手は社民党の他には自民党左派しかない。
 そのためには自民党が割れて2つか3つの党に分かれることを要するが、そうなると現行の小選挙区比例代表並立制は馴染まなくなり――議席の数と勢力の乖離が平気ならそれでも成り立ち得るが、――、比例代表制のみによる多党制となることになる。
 二大政党制なら、希望の党と自民党の中道勢力による党と立憲民主党と自民党左派による党の二つになる。そうなった場合にまたもマスコミが「極右 対 保守本流」などと滅茶苦茶なことを言い出すであろうがどちらにも本流も亜流もない。二大政党制には小選挙区制がとしばしばいわれるが、比例代表制による二大政党制もフランスなどに例がある。
a0313715_18180959.jpg 保守とは元々は蔑称として始まったものである。イギリスの保守党は自らを保守と名乗って出来たのではなく自由党が彼等を揶揄して'the conservatives'と呼んだのでそう呼ばれるようになった。逆に'the liberals'、「リベラル」はどうもどの国にも自称が多い。尤も、自分は自由を信じないとは絶対に言えないので私もリベラルを自称するが、私、弊ブログの他には看板に偽りがないのは自民党の前身の自由党と小沢一郎の自由党だけである。
 何にせよ、これからは選挙区割りではなく選挙制度が変わる可能性がある。小選挙区比例代表並立制を廃して比例代表制に。そうなれば必然に政策論争とその開示は必須になる。政党のPRももっと洗練される筈である。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票

■ブログ Keitan 地球を行く は⇒http://blogs.yahoo.co.jp/keitan020211
■政治家のブログへのリンク(:自由民主党;民主党)⇒http://www.geocities.jp/keitan020211/linkpage_politicians.htm

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報


a0313715_13574441.jpg●近畿地方の緊急地震速報は ダイヤル1008 ABCラジオ

――地震が発生したら先ずは火の点いている所を確認して直ぐに消せる火を消し、物の落下を避ける。

a0313715_14505979.png

ABCテレビ おはようコールABC 5.00~6.45/月~金
ABCテレビ おはよう朝日です 6.45~8.00/月~金
ABCテレビ おはよう朝日土曜日です 6.25~8.00/土

a0313715_19554738.jpg

フジテレビ めざましテレビアクア 4.00~5.25/月~金
フジテレビ めざましテレビ 5.25~8.00/月~金
フジテレビ めざましどようび 6.00~8.30/土

[PR]
# by keitan020211 | 2017-10-03 18:18 | 政治、社会 | Comments(0)
【コラム 葉がつく】スーツ×リュックサックはマナー違反か?
a0313715_20124533.png葉がつく 2017年9月26日

 サラリーマンの服装といえばスーツ――昭和の昔は鼠色が多いものであったが、平成の今は黒色が増え、更にはクールビズと呼ばれる、上着やネクタイを着けない装い方も多くなっている。そして平成の世もスーツを着ること四代目の天皇の退位により終わりを迎えようとしている▼スーツ姿の手に持つのは業務鞄(ビジネスバッグ)、しかし、今はリュックサックが便利で格好良いといわれている。リュックサックは遠足や山登りに用いる背負い鞄、それを使う程に職場が遠くて険しいということか?殊に若い人に多い▼その『スーツにリュック』はマナー違反ではないのかとの論争が静かに巻き起こっているという。近年は良きにつけ悪しきにつけ、世の様々なマナーが変わって来てかつての常識が通じ難くなって来てもいる。手荷物が背荷物に。彼等の辿る山道にはリュックサックは手に抱えて御乗車下さいとの声が聴こえる▼その声の意は「良いと思いますがマナーには気を配って下さい。」ということであろうが、それそのものがマナー違反であるという気もする。人に迷惑を掛けるかどうかの前に、リュックを背負えばスーツの肩と背に皺が寄り、自分とその身に着けるものを粗末にすることになる。つまり、見るだけで迷惑になる▼民進党を退いて小池百合子東京都知事の立てる新しい政党に加りたいとしている松原仁衆院議員がかつてスーツの大切さを或る支持者に説いたことがあるという。「スーツは文明そのものである。」――なるほど、確かにそのようにいえそうであるが、取り分け権謀術数の渦巻く政治の世界に関しては、スーツは人の個性を制約し或いは殺すものともいわれる。もし松原氏が小池知事の党に自らの存在を埋没させようとしているならばそのスーツ姿は文明とはいえまい▼ない皺を作り、自分を粗末に見せることが美しいマナーや文明とは思えない。それでも尚格好良く見せたい自分とは何なのか?そもそも美しさとは何か?政治の弁舌でも、生活の姿でも、問われることになりそうである。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票

■ブログ Keitan 地球を行く は⇒http://blogs.yahoo.co.jp/keitan020211
■政治家のブログへのリンク(:自由民主党;民主党)⇒http://www.geocities.jp/keitan020211/linkpage_politicians.htm

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報


a0313715_17314580.jpg●関東地方の緊急地震速報は ダイヤル1134 文化放送


――地震が発生したら先ずは火の点いている所を確認して直ぐに消せる火を消し、物の落下を避ける。


a0313715_13041605.jpg

ANN 報道ステーション 9.54~/月~金
ANN 報道ステーションSUNDAY 16.30~18.00/日

[PR]
# by keitan020211 | 2017-09-26 20:53 | コラム 葉がつく | Comments(0)
【解散総選挙】都民ファースト=希望の党の躍進はなさそう
賊軍を官軍の勝ち組クラブに入れる
賊軍戦没者の靖国神社の合祀に 絶対反対

都合の悪い歴史を覆い隠す
A級戦犯の分祀に 絶対反対

皆様の力で阻止しましょう!

 麻生太郎財務大臣が小池百合子東京都知事の消費増税の凍結の主張を批判して東京が最もアベノミクスによる景気の回復を実感している筈なのに消費増税に反対というのは理解できないと言っている。
 麻生氏は元々小池氏を嫌うといわれており、この期に及びまたも小池氏への疑問を呈した格好である。

 弊ブログは自民党の中では麻生派を小池氏の出身の派閥である石破派と共に支持しており、麻生氏は私の好きな政治家でもあり、その発言の数々については多くの場合は示唆深いものとして擁護している。
 しかしその消費増税と景気の話についてはそんな偉い麻生氏にしては痛過ぎるものといわざるを得ない。
a0313715_19064604.jpg その痛さとは一言で言えば麻生氏は東京を知らない田舎者ということである。痛い、ださい、聊か気色悪い。気色悪いというのは小池氏のことなら何でも悪く言ってやるというこだわりの深さである。
 他の諸々の問題発言の全てが仮に理解されたとしても、その一言だけで日本を見る世界は麻生氏を見捨てるかもしれない。それは経済の状況の認識に関わるからである。ぶっちゃけ、どんなに差別的発言や歴史を知らない発言をしても経済に強いとされる政治家なら経済政策での見識と結果が良ければ世界は高く評価するのである。

 アベノミクスの成果を実感している人々がそもそもいるかどうかも明らかではない。いるかもしれないともいえるしいなさそうともいえる。経済には自律成長というものがあり、景気が回復していることが事実ではあってもそれがアベノミクスによるものかどうかはまだ立証されてはいない。アベノミクスというものを支持する側もしない側もそれぞれの都合の好い状況の解釈だけで物事を語っている感じが否めない。
a0313715_19132459.jpg また、何れにしても経済と景気が最も回復していないのは東京などの大都市域である。それはそもそもの市場競争の烈しさからしても時代に由らず必然のことであるともいえる。アベノミクスは有効求人倍率を高めて雇用を回復しているが、拡大しないパイの中により多くの被雇用者が押し込まれれば一人あたりの労働分配は減るし、それを何とかして維持しようとしてもそれだけ全体の経済効果が拡大して来るとは限らない。しばしば指摘される、増賃金が貯蓄に回るだけというものもその一つである。逆に、増賃金が直ぐに経済効果につながるのは人口の少ない地域であり、それを知ってか、安倍政権は地方創生という政策に躍起となっている訳である。また、構造改革特区も大都市域に小さな区画を設けて疑似小地方とすることにより経済効果の即効性を高めようとする理屈であるがそれがなかなか成果を上げてはおらず或いはそうであってもそこで生じた経済効果が特区の外には及んでいない。つまり東京の景気とはいえないものである。
 処が麻生氏は存在せず或いは存在しても微々たるものでしかないアベノミクスの成果を東京が実感している景気であるという。自分達のやっていることを'The Tokyo'と思っている。

 数日前に私は安倍総理と麻生氏とその他の一行が痴態を晒す4年前のオリンピックの選考発表会の様をふと思い出したが、嫌な予感が早速や当たる。麻生氏は奇しくもオリンピックと関わる、経済と東京に関する認識で痴態を晒してしまった。
 聊か古くさい話と思われるかもしれないが、東京には一張羅の美学というものがある。「武士は食はねど高楊枝」と同じようなものであり、暮らしが苦しくても表を出歩く際には一際立派な服を着ようというものであり――神戸出身神奈川在住の私はそれを良いとは、美風とは思わないけれど、――、昔だけではなく今の東京もそうである。麻生氏は東京の人々のそのような一張羅や高楊枝を経済力及び景気と見紛うているらしい。心細く街を往く彼等に「おう!、いかしてるねえ。」などと言えば詐欺師と間違われ或いは本当に詐欺師である。

a0313715_19015705.jpg さて、そんな東京及びその周辺の市町村を治めようという小池知事が東京都議選挙で立てて一発一中の大躍進を遂げた都民ファーストの会の姉妹政党として希望の党を立てると昨日25日に発表した。多くの会社が賃金支払日となる日である。
 その希望の党が来月の下旬に見込まれる衆議院総選挙に候補者を立てて国政に進出しようという。

 それを「小池新党」と呼び予想している現代ポストなどの週刊誌はかの党の二発二中の大躍進を予測している。概ね40議席程をこの選挙で取るという。小池知事と都民ファーストの会の活動域である東京都の選挙区では大半を取って自民党を潰滅させるとし、他県においても大きな波を起こしてかなりの議席を取るとする。

 弊ブログは「東京都で大半の議席」はあり得ると見るが他県では一桁の数の議席を取るに留まると見る。その「東京都で大半」さえ微妙となろう。

 その理由の一つは長らくお待たせの「小池新党」のイメージが希望の党の立ち上げが実現するに及びわくわく感が薄れ、都民ファーストの会を支持する人々の多くもここで一気に元の現実に戻ったかのように感じていると考えられることである。紙芝居が来るというのでわくわくしていたら、「桃から生まれた桃太郎。犬も歩けば麻生太郎。」で一気に引いてしまうような感じである――「えー、皆さんお待たせ致しました、小池百合子でございます。」と、希望の党の代表は小池知事自らとなり、一番だしは大阪維新の会、二番だしは日本維新の会で小池新党はその三番だしという印象もうんと強まっている。或いは、そもそも小池知事の狙いがその程度の質素堅実な地方政党なのかもしれない。それなら東京では票が取れても他では取れないことになる。

a0313715_19040418.jpg また、日本人の多くは自らの住む地域を今までが駄目なので変えようと思うこと、その思いを反映する政治勢力というものを多分に理解することができない。都議選における都民ファーストの会の大躍進をも多分理解することができてはいないのではなかろうか。多くの日本人にはそのように思うようになる経験がない。故に小池知事に好感を持てはしてもその政治の具体的在り方と内容及びその政党に何かを望むことはできないのである。小池人気は間違いなく本物であるが都民ファースト旋風はそれ程ではない。
 日本人の多くは自らの住む地域を「今までも良かったけれどこれからはもっと良くなってほしい。」という思いでその新しい代表者を選ぶ。
 しかし殆ど東京だけは「今までは良かったことが余りないのでこれからは良くなってほしい。」という思いがその代表者を選ぶ選挙の毎回を占める。例外は高い人気を誇って長期政権となった石原慎太郎知事の後任として選ばれた猪瀬直樹知事であり、歴代最多得票で極めてきれいな勝利を収めたが就任してからは鳴かず飛ばずになった。逆に東京はそれが初めての「普通の地方選挙」であった。
 また、希望の党は日本のこころを大切にする党と事実上の合併をするが、小池氏自らが今までに大切にしている『日本のこころ』や『東京のこころ』、即ち日本や東京の何が良いと思うかを語ったことがない。いわば小池政治はその本音はどうあれ、愛国の色が薄く、他県民の理解を得ることは難しい。

 ということで、希望の党がこの解散総選挙で得られる議席の弊ブログの予想は:20議席、東京都で12~3議席/25選挙区に他県で3~4議席/260議席、比例代表で3~4議席/180議席。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票

■ブログ Keitan 地球を行く は⇒http://blogs.yahoo.co.jp/keitan020211
■政治家のブログへのリンク(:自由民主党;民主党)⇒http://www.geocities.jp/keitan020211/linkpage_politicians.htm

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報


a0313715_1412168.jpg●東海地方の緊急地震速報は ダイヤル1332 東海ラジオ
静岡県:FM 78.4 K-MIX


――地震が発生したら先ずは火の点いている所を確認して直ぐに消せる火を消し、物の落下を避ける。


a0313715_15111415.png
テレビ朝日 Jチャンネル 16.50~19.00/月~木 15.50~19.00/金
メ~テレ Jチャンネル―UP! 前記の時間の後 18.15~19.00/月~金

a0313715_15411366.png
フジテレビ みんなのニュース 15.50~18.57 <FNN>17.54~18.57/月~金

[PR]
# by keitan020211 | 2017-09-26 19:14 | 政治、社会 | Comments(0)
【解散総選挙】「大義がない。」?――近年に稀に見る意義深い解散総選挙ではないか。
賊軍を官軍の勝ち組クラブに入れる
賊軍戦没者の靖国神社の合祀に 絶対反対

都合の悪い歴史を覆い隠す
A級戦犯の分祀に 絶対反対

皆様の力で阻止しましょう!

 テレビ朝日の『ワイド!スクランブル』の下らないコメンテーター達が挙て大義のない身勝手な解散と評し、それに司会の橋本や大下が「本当にそうですよね…」と頷く。公示の処か解散さえまだ行われていない段なので議院の解散を悪くいうのは自由ではあるが、選挙を悪くいうのは報道の使命と公正中立にはまるで反するありさまである。
 寧ろこの程の解散総選挙を心底から身勝手と思っているのは落選の危機に瀕する与党自民党の低品質な議員等または頭の不自由な議員等であろう。安倍総理が辞任すれば「総理の重い決断です。」と言えば済むが選挙で敗ければ言い訳が立たない。自らがそんな危険に晒されるこの解散は安倍総裁の身勝手、どうせ大義なんかないのであろうとしか思いようがない。『ワイド!スクランブル』やその他の同じようなことを云っている報道メディアやそのフォロワーはつまりそのような自民党内の声を代表するものなのであり、野党の行方などはどうでもよいと思っているのである。

 安倍総理は前日のANN報道ステーションに生出演をするなどしてこの程の解散総選挙の大義、即ち与党が問う争点を明らかにしているが、凡そ意義のあるものといえる。

 ①:消費税の使途を少子高齢化を見据え、幼児教育と高等教育を無償とすることに変更する。
 ②:北朝鮮危機に際し、国民の理解と支持を得ての力強い外交を行ってゆく。
 ③:森友学園と加計学園に関わる疑惑につき国民に丁寧に説明をする。

 それらが実際になされるかどうか、良いのかどうかはさておき、争点の提起としては充分に真面である。

a0313715_15222205.jpg 消費税の使途は他の税のそれと併せ、国民の合意(コンセンサス)に関わることであり、与党がそれをどう考えるかはともかくそれについての信を問うことは当然といえる。
 これまでのそれは民主党の野田政権が決めた社会保障とされていた。主に年金などの社会保険の財源であるが、やや抽象的且つ机上の計算の感が否めず、然も国債などの政府の負債の返済にも充てられることが明らかとなるやその信用はそれが決まった時より大きく揺らいでいる。それは野田政権が財務省などの政府行政の在り方がまだ旧い内に彼等との信頼関係を築いた故に彼等の案を粗丸呑みしてしまうことになったためである。
 とはいえども、消費税が負債の返済がなければ社会保障に用いられることは既にかなり堅く出来上がりつつある合意、国民の多数が支持する処であり、自民党の安倍政権はそれを変えようと云っている。民主党を受け継ぐ民進党にはその国債疑惑についての丁寧な説明が求められよう。その疑惑があるから、今になって安倍政権が国民に訊き直さなければならないのである。故に民進党やその他の野党等にとってもこの程の解散総選挙は願ったり叶ったりの好機な筈である。
a0313715_15235869.jpg 安倍政権は年金などの社会保障の財源を新しく政府の関わる年金信託運用、GPIF, Government Pension Investment Fundによるものとしたためにそれを消費税に求める必要は薄れていると認識する訳である――因みに私なら、その英文名称を'the Governmental Fund of investment in the pension, GFIP'にする。皆さんもなるべくそのような語順と品詞にして下さい。――。

 その公約を与党が突然の解散に当たり急拵えででっち上げたものと評する向きもまた目立つが、それは急拵えではなくかなり前から慎重に検討されて今ここに来て表に出ることになったものであろう。野党の支持者はそのようなマスコミのフェークな評に踊らされずに与党の示す争点に誠実に向き合って勝つを得てほしい。

 序に消費税に関し弊ブログの主張を少し挟ませていただく。
 弊ブログは予てより消費税率は10%が最終目標であり、なるべく早くその10%への増税が果たされるべきであるとしている。それを上回る税率として許容することができるのは12.5%、即ち価格の8分の1である。
a0313715_15273283.jpg 消費税につきしばしば批判があるのはその課税の逆進性についてである。課税と税負担が所得や所有資産の高い程に高くなることを累進といい、それが低い程に高くなることを逆進という。現在の世界の国々においてはおしなべて累進による課税が標準とされている。但しその累進とは設定税率におけるものであり、実際の税負担は税率が同じならば同じになるとは限らないとされる。それは率だけではなく所得や所有資産の絶対値の多寡とそれにより表れる相対的格差を兼ね合わせて見る立場からのものである。
 弊ブログは累進課税には反対しており、民進党の前原誠司代表も累進課税をなるべく廃してゆくことを基調とする新しい社会保障の形を提唱しているが、ここに語るのはそのことではなく消費税の逆進性についてである。
 端的に見て、消費税が逆進課税であるのかどうかは「よく分からない」といえる。寧ろよく分からないからこそその批判が学説や批評としてしばしば出て来る訳である。よく分かることであったなら、それについては既に解決の答が出ていて税制や政策に具現されているであろう。これまでに二つだけその答が書かれたことがあり、一つは自民・公明与党による軽減税率であり、二つは民主党による給付付税額控除である。しかし、何れも消費税の逆進性そのものが「よく分からない」、即ち立証不可能なことから◯がついて実現するには至らなかった。また軽減税率はその歴史の長いヨーロッパの国々がその意義と効果を疑問視して漸次に廃したいとする傾向にあり、日本はヨーロッパが捨てたものを漁ることになりかねないこともそれが実現しなかった理由となっている。
 現実にはよく分からないことの多い税の累進と逆進を巡る問題はいわば社会保障や福祉、経済のためというよりも偏に民衆の蜂起や反乱を予め防ぐための高度な統治の問題に属するものであるといえる。

 税の逆進性は若しそれが実際に詳らかにすることができる形で生じたならば是正するべきことではあるがそうではなく何となくあるような気がするような曖昧な逆進性にもまたそれなりの意義があり、それを必ずしも排するべきではない。
 それは税の負担に曖昧な逆進性があると広く認識されれば、或いは、本当はないのにあると信じられれば、民間の社会がその負担感や不満感を埋めるべく低所得者や低資産者への分配を高めること、例えば賃金水準を高めたり低所得者や低資産者向けの商品の拡充を図ることなどが望めるからである。そうなれば持たない者に重いと思われていた現実の税負担は幾らか或いは著しく軽減されることになる。幾ら行政制度や政策を変えて持たない者に易しいものにしてみても民間社会が何もせんじゅうろうでおれば何も変わらず或いは変わる前よりも悪くなる。ファシズムも行政制度や政策だけを調えて民間社会自らが何もせずに政府に従う在り方の一つである。民進党には是非それをこの程の総選挙やその後の選挙等で主張してほしい。安倍政権はどうも教育の無償化やアベノミクスの成長戦略などを通して行政制度や政策だけを調えて民間社会に只従わせることを志向していると見え、「寺を造りて仏像を造らず」である。安倍政権は『人づくり』というが、仏像は時に人よりも大切な存在になることがあり、人をさえつくれば仏像は要らないのではない。
 また、前原民進党は労働者の賃金を増すことを、安倍自民党のように経済界や労働組合を通してではなく経済を担う人々に直接に訴えて呼び掛けることが望まれる。前原代表のあの小気味好い説教口調はそれに相応しく人々の聴く処となるであろう。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報



■NEWS of the WORLD


a0313715_18135641.jpg
    ●AFP(フランス パリ)
a0313715_20290187.png
    ●ル フィガロ(フランス パリ)
a0313715_16210877.png
    ●フランクフルター アルゲマイネ(ドイツ フランクフルト アム マイン)
a0313715_18035419.jpg
    ●共同通信(日本 東京)
a0313715_20324653.png
    ●朝日新聞(日本 大阪)
a0313715_20351165.gif
    ●日本経済新聞(日本 東京)
a0313715_20365208.png
    ●ボストングローブ(アメリカ マサチューセッツ州ボストン)
a0313715_20390867.png
    ●タンパベイ タイムズ(アメリカ フロリダ州タンパ)
a0313715_20405274.png
    ●グローブ アンド メール(カナダ オンタリオ州トロント)
a0313715_18190235.jpg
    ●ロイター(イギリス 英国 ロンドン)  
a0313715_14522563.png
    ●ザ テレグラフ(イギリス 英国 ロンドン ウェストミンスター)
a0313715_20590106.png
    ●ジ インディペンデント(イギリス 英国 ロンドン)
[PR]
# by keitan020211 | 2017-09-26 15:38 | 政治、社会 | Comments(0)



政治、社会、文明論、生活などについて語るブログ ●希望の党民社協会(高木派)と自民党水月会(石破派)、志公会(麻生派)を支持。●"Logry Freesia"とは『ブログのある所 自由な国』の意味です。
by keitan020211
カテゴリ
全体
お知らせ
コラム 葉がつく
政治、社会
文明論
生活
芸術(音楽、文学など)
ランキング投票(世論調査)
他のブログへのトラックバック
未分類
以前の記事
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
more...
The Time on Anywhere
フォロー中のブログ
プラハなchihua**hua
日本がアブナイ!
A Lake Mirror
ひつじのお散歩
楽なログ
+deja+
* Colorful W...
Lovely-Jubbl...
HANA*HANA
*Photo Garden*
Berry's Bird
Sora*Koto
Night Flight...
BARON MAMA*S
Yuruyuru Pho...
Roaming people
ひつじのお散歩2
外部リンク
ファン
ブログジャンル
検索
最新の記事
福岡ソフトバンクホークスの日..
at 2017-11-16 18:25
【日馬富士暴行】外人力士を廃..
at 2017-11-14 21:50
【Freesia料理】冬眠の..
at 2017-11-14 18:20
左翼;右翼;革新;保守 メデ..
at 2017-11-09 02:19
最も正しい 左翼と右翼の定義
at 2017-11-08 21:57
最も正しい リベラルと保守の定義
at 2017-11-08 18:09
【日US首脳会談】新しい時代..
at 2017-11-07 23:03
【アベノミクス】「政府が株価..
at 2017-11-07 18:44
中高生の乏しい読解力 大人が..
at 2017-11-07 15:31
「あべいっきょうせいじ」――..
at 2017-11-02 20:24
2017年度 今年の番付 そ..
at 2017-11-02 18:54
「おもてなし」と「公」――日..
at 2017-10-31 22:20
【衆議院総選挙2017】若者..
at 2017-10-25 19:28
【衆議院総選挙2017】それ..
at 2017-10-25 16:56
【衆議院総選挙2017】期日..
at 2017-10-22 15:59
【衆議院総選挙2017】「信..
at 2017-10-18 22:38
【最高裁裁判官国民審査】審査..
at 2017-10-18 19:15
【衆議院総選挙2017】報道..
at 2017-10-18 16:16
【衆議院総選挙2017】各党..
at 2017-10-10 19:21
立憲民主党こそが安倍政治であ..
at 2017-10-03 22:03
最新のコメント
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 15:49
山本七平の「空気の研究」..
by コッホ at 10:15
花王のHP見ても、ミュー..
by ミューズ at 12:03
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 13:04
宮崎哲弥が明確に左とかあ..
by あえ at 17:15
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 15:37
ミューズって花王なんです..
by とくとく at 18:56
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 15:21
おー、ちょっとビックリ!..
by コッホ at 10:09
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 12:20
なるほど! なるほど!..
by コッホ at 11:34
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 16:38
わたしは英語が出来ません..
by コッホ at 10:21
コメントをいただき有難う..
by keitan020211 at 11:49
コメントをいただき有難う..
by keitan020211 at 19:23
あはははは。その小賢しさ..
by ぱよぱよち~ん at 21:27
コメントをいただき有難う..
by keitan020211 at 12:12
安倍自民は保守の欠片..
by blue at 23:50
大企業に入れない奴隷階級..
by 在日ですか。 at 11:57
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 18:55
最新のトラックバック
ニューヨーク在住で超富豪..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
EU諸国中英国への投資残..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
「北のヴェネツィア」と呼..
from dezire_photo &..
庶民の通信手段の力に気づ..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
無理やり解決をつけた従軍..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
巧妙なNHKの大本営擁護..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
山本太郎議員の単刀直入質..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
今回の統一地方選は投票し..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
記事ランキング