【考察英語】案内表示を英語に
 前の3つの『【考察英語】案内放送を英語に』に続き、案内表示を英語にしてみる記事となる。

●鉄道

2 大阪(梅田)、西宮北口、宝塚、今津、京都、天下茶屋 方面

2 on Osaka (Umeda), Nishi-no-miya-kitaguchi, Takarazka, Imazu, Kyoto and Tenga-chaya

1 自由が丘、武蔵小杉、菊名、横浜、元町・中華街 方面

1 on Jiyugaoka, Musashi Kosugi, Kikuna, Yokohama and Motomachi-Chukagai

<解説>:日本の駅の英文表示の粗全てにおいて「方面」は"for"となっているが、誤りではないが、"for"は単に「-へ」或いは「-に」と言うだけのものである。有体にいえば何れも同じことを言っているのではあるが、「方面」と言っているので"on"が言葉の上では正確である。その意は"the 2nd lane is on the way to Osaka,..."である。レッド・ツェッペリンの曲には"Stairway to Heaven"というのがある。
 行ける駅を全て挙げる場合は区切り記号は";"となり最後の"and"は要らないが、方面の表示は凡そのものを適宜に掻い摘んで挙げるだけなので","でよく最後には"and"が要る。"on ...... and"で一つの「方面」が成り立つ訳である。また、前者の阪急の例のように終点を先に示して手前へ言い及ぶ場合も後者の東急の例のように手前及び終点とする場合も"and"が最後につくのは違わない。
 「元町・中華街」は「・」がつくので「元町並びに中華街」であり「元町及び中華街」ではない故に"Tenga-chaya"とは違い、"-"の両側の何れも大文字となる。

 
 優先席の付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切り願います。

Nearby the priority seats, may you turn the boot off of your mobile phone at the time in a crowd.

<解説>:「付近」は"nearby"でも"around"でもよいが「付近は」と言っているので"nearby"がより相応しい。"around"は「付近に(おられる際に)は」という感じになり、語感はやや薄くなる。
 「優先席」と「優先座席」は英語では何れも同じく"priority seats"となる。「座」がつくのは「席」をより格調高く捉えるからであり、そもそもは「座るもの」や「腰掛けるもの」の意ではない。
"the boot off of..."と"of your mobile phone"以降が"off"の後へ回るのはその直接目的語を"turn"と"off"の間に入れると長くなり意味を掴みにくくなるので"the boot"だけを間に入れてのものである。
 「混雑時」を"at the crowded time"や"at a crowded time"とする方は少なくないかと思われるが、そうすると「いつも混雑する」という意味合いは出ず「若し混雑したら」というような意味合いとなる。「混雑時」とは「混雑する時」や「混雑の時」とは違い「必ず混雑する時」の意味になる。尤も、そうすることが望ましいのは混雑すべき時間帯の外においても混雑したらなのではあるが、そこは客の良識に委ねるということで、お願いとしては混雑すべき時間帯についてだけを言うのがよいかと思われる。"at a crowded time"は単純に誤りであり、"at crowded time"が正しい。

御案内 <或いは> ごあんない

a guide <or> for a guidance

 「御案内」を"information"と記してある案内板が偶に見受けられるが、"information"は「情報」であり「案内」ではない。"information"から受ける語感は、保安上の危険も大きいかと思われる。そこに表示してある「情報」の他にも色々とあるであろうとの連想が働き、犯罪行為やテロなどを誘発し易いからである。
 そのように変に知性的な場所、an intelligent placeなのではなく平和的営みの場所、the place for peaceful businessであることを示す上でも、日本語の通りに"a guide"と言う/記すべきである。

この駅止まり 御乗車になれません

to be out of the service from this station, not to get on

この駅まで 御乗車になれません

by this station, not to get on

<解説>:前者は「この駅を出ると仕業を外れます」を意味する。それを約めて「この駅止まり」と言う。
 『【考察英語】案内放送を英語に その1』に説明したように、「当駅止まり」や「当店では」などの「当-」は「この-」を指すものとしては誤りである。

通過

passing

<解説>:しばしば見受けられる"passage"は「通過儀礼」や「折り返し点を通過しました!」のように、通過する、即ち通過されることがよいことであるという意味合いになり、それにより客を多く待たせるというべき処には適切ではない。単に「通過する」の意味で動名詞の"passing"と言うべきである。尚、何が"passing"なのか、主語は明らかなので"a passing (of...)"とする必要はない。

危険物持込禁止

forbidden on brought any dangerous objects

"brought any dangerous objects forbidden"でもよい。
 「自分のしたことがどうなるかを考えなさい」というが、そこでも同じく、持ち込む前及びその時を意味する現在分詞の"bringing"ではなく持ち込んだ後をも含む過去分詞の"brought"と言うのがよい。
 既存の英文表示にはしばしば"prohibited"と記されているものが見受けられるが、"prohibit"では「持ち込んでよい場合もある」という感じになり、これまた臭い。随時に或いは政治的に禁止をしているのではなくいわば倫理として或いは当方の強い願いとしてしてはならないとの意味合いにもよるものなので"forbid"が適切である。

指づめ注意

Attention from broken your finger

閉まる扉に注意

Attention from the door close

<解説>:その"broken"も「危険物持込禁止」の"brought"と同じく、「そうなったらどうなるかを考えましょう」という含みがある。
 "the door close/open"は"closing/opening"や"to close/to open"のように閉まる/開く場合と閉まらない/開かない場合があるか否かを問うものではなく単に閉まる時/開く時、即ち否応なく実際にそうなった時を意味するので不定詞となる。 
 "Attention"のような場合の「御」は"-tion"がそれに当たる。但し「御」がない場合も同じく"Attention"でよい。

●自動車

現金歓迎

welcome on the cash

<解説>:"Welcome on the cash."と記すと現金しか歓迎しない、他は断る場合があるとの意味合いとなるので"welcome on the cash"と小文字で記し構文ではなく語句として記す。
 昨今に、「現金歓迎。」や「暮らしわくわく宣言。」のように構文ではない語句の末に「。」をつけている例が広告にも新聞や一般の文章にも――例えば「安倍首相は来月に訪米。オバマ大統領との会談や議会での演説が予定されている。」などのような――見受けられるが誤りであり、そのような場合、例えば体言止めには「。」をつけてはならない。

 お近くでもお気軽にどうぞ

Welcome even if the nearby in an ease.
<or> Welcome too nearby easy.

 後者の"Welcome too nearby easy."は親しみ易いが田舎臭くもある。「儲からないって?どんと来い!」みたいな感じになる。
 "the nearby"は、実際に近いか近くないかは乗せてみないと分からないので「取り敢えずは客が近いと思う距離」という意味で"a"ではなく"the"がつく。或いは"if not the distant"でもよい。
 "in an ease"は客が気軽に拾うとの意味もあるが、乗せる側が気軽に受けます、歓迎しますとの意味もあり、即ち"in ease"は両者に掛かるために"in your ease"とする必要は必ずしもなく"in an ease"となる。

時差式信号

a signal in gapping the interval

"a gapping signal"でも意味は通るが色仕掛けのような感じを受けるので官僚的に"in gapping the interval"と記すのがよい。
 "to gap"は「差を設ける」の意である。

信号が赤になりました。

The signal got the red.

<解説>:「赤に変わる」ならば"turned into the red"となるが「赤になる」なので"got the red"となる。警察官の手信号ならば実際に向きが変わる、The policeman turns his sight for a red signal。
 信号機が赤くなるのならば"The signal got red."となるが「その表示が」なので"the red"となる。

京都方面近道

a nearer route on the Kyotos

<解説>: 本当に近いか近くないかは必ずしもその通りではない――距離は近くてもそこに多くの車が殺到すれば『近くは』なくなる――ので"the nearer route"ではなく"a nearer route"となる。タクシーの「お近くでも」の場合とは逆となることに注意となる。多分、選択肢がある場合は「近道」の場合のような使い分けになるのであろう。


頭上注意 桁下制限高2.6m

Attention from the overhead: 2.6 metres on the limit of height below the girder

<解説>:"the overhead"或いは"the overheads"には経常費用や間接費の意味もあるらしい。辞書には名詞としてはその意味しか載っていないが形容詞に"the"をつけると名詞になり「頭上」の意になる。
 尤短く収めたい場合には"less 2.6m. for a passage here"とでもなる。

●その他

たばこの投げ捨て禁止

Forbidden on thrown cigarettes away

<解説>:「危険物持込禁止」と凡そ同じである。投げ捨てるたばこは一本であろうと『たばこを捨てること』について言う訳なのでそれを意味する"cigarettes"となる。
 尚、たばこの投げ捨ては禁ぜられてはいない所も多く、その禁止は一般倫理に反するとは必ずしもいえない場合もあるので"forbid"ではなく"prohibit"でもよい。

花を折らないで下さい。

You may never break the flowers here.

<解説>:"here"はあってもなくてもよい。
 そのような場合には取り分け、相手方の意向を問う表現である"please"は不適切である。"Please don't break the flowers here."とすると「宜しければ花を折らないように。」或いは「花を折らないよう宜しく。」となる。
 「お願いします」ならば"May you..."と語順を引っ繰り返す。

 鳩のふんが落ちて来ます。

Feces of doves to come falling.

 そこに鳩がいるものなのかは知らされる人にとっては知ったことではないので"the doves"とはならない。
 その"to"もまた、落ちて来る場合と来ない場合があることを前提とする。"falling down"は"The London Bridge's falling down..."のように、「崩れ落ちる」の意であり、単に物が落ちることは"falling"と言う。「落下」は"falling downward"或いは"falling downwards"となる。
 因みに、"The London Bridge"の歌の日本語訳は「ロンドン橋落ちる(!…)」或いは「ロンドン橋落ちている」となるべきであるが、何故か「ロンドン橋落ちた」となっている。詰めの甘い訳であり、「おーちーたーー」のように伸びる箇所が多くなってリズム感が――「落ちる」でも同じではあるが、――損なわれている。

←クリック投票
ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック投票 何れか一つのランキングだけでも結構です。
■CYBER ECOLOGY 2015 ウェブサイト版は⇒http://www.geocities.jp/keitan020211/
■ブログ Keitan 地球を行く は⇒http://blogs.yahoo.co.jp/keitan020211
●政治家のブログへのリンク ⇒http://www.geocities.jp/keitan020211/linkpage_politicians.htm

a0313715_15074081.png●weathernews 地震情報


a0313715_1412168.jpg●東海地方の緊急地震速報は ダイヤル1332 東海ラジオ
静岡県:FM 78.4 K-MIX


――地震が発生したら先ずは火の点いている所を確認して直ぐに消せる火を消し、物の落下を避ける。


a0313715_15111415.png
テレビ朝日 Jチャンネル 16.50~19.00/月~木 15.50~19.00/金
メ~テレ Jチャンネル―UP! 前記の時間の後 18.15~19.00/月~金

a0313715_15411366.png
フジテレビ みんなのニュース 15.50~18.57 <FNN>17.54~18.57/月~金

[PR]
by keitan020211 | 2015-10-15 19:15 | 文明論 | Comments(0)
<< 【英語訳】サザンオールスターズ... 【考察英語】案内放送を英語に その3 >>



keitanこと渓香が政治、社会、文明論、生活などについて語るブログ
by keitan020211
カテゴリ
全体
お知らせ
政治、社会
文明論
生活
Freesia料理
芸術(音楽、文学など)
ちょっと知りたいキリスト教
追悼
非公開の記事:~2018年6月
未分類
以前の記事
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
more...
My Tweets
フォロー中のブログ
プラハなchihua**hua
日本がアブナイ!
A Lake Mirror
ひつじのお散歩
楽なログ
+deja+
* Colorful W...
Lovely-Jubbl...
HANA*HANA
*Photo Garden*
Berry's Bird
Sora*Koto
Night Flight...
BARON MAMA*S
Yuruyuru Pho...
Roaming people
ひつじのお散歩2
外部リンク
ファン
ブログジャンル
検索
最新の記事
日本にはナショナリズムが存在..
at 2018-12-16 02:03
日本にはナショナリズムが存在..
at 2018-12-15 22:51
日本にはナショナリズムが存在..
at 2018-12-15 20:27
安倍を支持する男・安倍を支持..
at 2018-12-12 01:55
高輪ゲートウェイだけではない..
at 2018-12-09 20:31
林修先生の「質より量」は「量..
at 2018-12-06 01:51
JR山手線の新駅が高輪ゲート..
at 2018-12-04 18:17
一流の人は決して遣わない 品..
at 2018-12-02 00:50
日産が撞く晩鐘――コンビニ形..
at 2018-11-25 18:24
【日産ゴーン氏逮捕】今批判を..
at 2018-11-21 03:15
ZARDのアルバムを再購入..
at 2018-11-18 21:20
【書を読む】中谷彰宏『一流の..
at 2018-11-18 15:08
【書を読む】中谷彰宏『一流の..
at 2018-11-18 14:34
【書を読む】中谷彰宏『一流の..
at 2018-11-18 14:09
「「褒める教育」は伸びない」..
at 2018-11-18 09:22
ZARDのアルバムを再購入―..
at 2018-11-18 06:59
2018年度 なんでも番付
at 2018-11-18 03:36
産むことの権利と性差――Ab..
at 2018-11-14 02:46
恋愛に「告白」は要らない――..
at 2018-11-11 06:02
【書を読む】中谷彰宏『一流の..
at 2018-11-11 01:50
最新のコメント
> 清瀬さん そのリン..
by keitan020211 at 20:24
リンクから飛ぶことが出来..
by 清瀬 at 03:43
文化という名の非合理主義..
by たま at 21:16
元号のために様々な莫大な..
by 1 at 21:15
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 15:49
山本七平の「空気の研究」..
by コッホ at 10:15
花王のHP見ても、ミュー..
by ミューズ at 12:03
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 13:04
宮崎哲弥が明確に左とかあ..
by あえ at 17:15
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 15:37
ミューズって花王なんです..
by とくとく at 18:56
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 15:21
おー、ちょっとビックリ!..
by コッホ at 10:09
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 12:20
なるほど! なるほど!..
by コッホ at 11:34
コメントをいただきありが..
by keitan020211 at 16:38
わたしは英語が出来ません..
by コッホ at 10:21
コメントをいただき有難う..
by keitan020211 at 11:49
コメントをいただき有難う..
by keitan020211 at 19:23
あはははは。その小賢しさ..
by ぱよぱよち~ん at 21:27
最新のトラックバック
ニューヨーク在住で超富豪..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
北方ヨーロッパ絵画の最高..
from dezire_photo &..
EU諸国中英国への投資残..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
「北のヴェネツィア」と呼..
from dezire_photo &..
庶民の通信手段の力に気づ..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
無理やり解決をつけた従軍..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
巧妙なNHKの大本営擁護..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
山本太郎議員の単刀直入質..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
今回の統一地方選は投票し..
from 国民の生活が第一は人づくりにあり
記事ランキング